PCオーディオにデビューしてみよう!


「PCオーディオ」という単語をご存知だろうか。

名前からも想像できる通り、PCで使うオーディオである。

というのも、動画サイトの充実、素材の豊富さ、DTMの露出によりPCでそのまま音楽を楽しむシーンが増えたため、オーディオ好きがそのままPC層にも浸透してきたという感覚だろう。

卓上のスピーカーと言えば、電気屋さんの安売りカートに1,000円程度で並べられているイメージが強い。

 

しかし現在ではPCオーディオも進化しており、卓上のスピーカーにも数十万などのものまであり、アンプのUSB対応などからUSB DACという愛称まで出現している。

 

その背景には先ほども軽く触れたが、オーディオ好きがPCで音楽を楽しむシーンが増えたということ。

 

元々レコードやCDから再生することに対して高価なオーディオを使用することで最大限の音質を楽しむことができた。

しかし、レコードやCD以上の音質・音域を持っているハイレゾ音源が登場したことにより、今までの環境を底上げできるようになった。

その環境に目をつけたオーディオ好きもとい音楽好きがハイレゾ音源の再生手段としてPCに目をつけたのだ。

そしてその「PCに目をつけたオーディオ好き」に目をつけた各オーディオメーカーがブームを加速させたということになる。

そうして現在加速中のブームがPCオーディオ。

 

PCというデバイスの性質上、利用者の層は幅広い。

それを読み取ったのか、それとも偶然なのかは定かではないが、PCオーディオの選択肢の多さは大変広い。

現在はネットでの物販も盛んになっており、中古品の流通も増えたため、定価10万円以上するオーディオでも比較的安く入手できる。

そのため定価での判断として、本来1ランク上の予算が必要なPCオーディオでも、ネットを駆使することで入手可能だ。

そうして身の丈にあったPCオーディオを手に入れ、自分だけのPCオーディオ環境を構築する。

なんとも男子心をくすぐる仕様である。

数十年前に到来したPCブームでの、ジャンクパーツからPCを組み上げるような感覚を味わえるのではないだろうか。

まさに”ぼくのかんがえた、さいきょうのぴーしーおーでぃお”である。

昔、憧れたが資金不足により手の届かなかったオーディオの世界に、お小遣いレベルの資金で飛び込めるというハードルの低さからも新規参入するユーザは多いのではないだろうか?

実際に”supercell”や”ヒャダインこと前山田健一”のアーティストとしての活躍を先駆者として、「音楽好き」が社会的に認められた1つの存在だと認められるようになると更におもしろくなるのかもしれない。

著作権など金に関わる話でどうにも冷めた話題が目につく音楽業界を温めてくれる材料になってくれるのではないだろうか。